支援先の「あじさい加工場」が取材されました

平成25年2月10日岩手日日新聞で、一関舞川地区にある「みちのくあじさい加工組合」の
薪ボイラーについて取上げて頂きました。(リンク先のPDFをご参照ください)
つながり・ぬくもりプロジェクトより支援させていただいた薪ボイラーです。

	H250210日日_あじさい加工組合

この薪ボイラーは、大震災の支援で臨時入浴施設などで使用され、役目を終えた後の引き取り手を探していたものでした。
このたび、岩手県県南広域振興局一関農林振興センターさまの仲介により、有効に再利用していただくことが実現しました。

みちのくあじさい加工組合は岩手県の支援のもと同地区で栽培されたアジサイを用いてプリザーブドフラワーを製造し、
製造加工と販売を両立させる6次産業化を図ってきました。
プリザーブドフラワーの製造過程では大量の熱湯を必要とし、また乾燥の工程でも熱が必要とされています。
従来、加工には電熱ヒーター等が使用されてきましたが、薪ボイラーを用いることにより電気料金による光熱費が削減され、
製造コストの低減が期待されます。
また、薪ボイラーの熱の一部は、製造過程に利用されるだけでなく、給湯により施設全体に供給されるそうです。
さらに、まだ利用方法があまり確立されていない、間伐材の利用活性化への糸口にもなりそうです。

再生可能エネルギーによる被災地支援から新たな地域産業振興へ、
みなさまの善意をリレーし、薪ボイラーの新しい門出に関わることができた事は大変嬉しい事です。

2013年04月12日 14時04分 | この記事へのリンク

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