つながり・ぬくもりプロジェクト東北 活動報告会を開催しました(2)

つながり・ぬくもりプロジェクト東北 活動報告会

活動報告に続き、円座になり、参加者全員での座談会を行いました。

 

座談会参加者の声

気仙沼在住参加者より

○つながり・ぬくもりプロジェクト全体の活動に関して。

2011年8月より、廃校になった月舘小学校への太陽熱温水器支援から始まり、

子ども支援のホーム、火を使う事のできないデイサービスなどに設置してもらった。

飲むためのお湯は電気で沸かせるが、体を洗うためのお湯を電気で沸かすのはとても無理なので、

太陽熱温水器をつけていただいてとても助かった。

住田町仮設住宅中上団地在住参加者の声(回答はつながり・ぬくもりプロジェクト東北スタッフより)

○長屋ではなく、一軒家であったので他の仮設住宅に比べたらストレスが少なかったと思う。

○使用者としての要望をいうと太陽熱温水器は温度調整が難しいのが難点である。

○風呂だけじゃなく台所の洗い物にも使いたかった。

(回答:住田町応急仮設住宅の場合は建築後に温水器を後付けしたので設計調整ができなかった。逆に、温水器を設置する前提で計画的に設計ができていたら、もっと使い勝手の良い住宅になったと思われる。)

○冬の使い勝手が良いと助かる。例えば、水抜きの手間がなくなると楽。

(回答:ヒートパッドなどもあるが、そのためにある程度の電気を使用するのは経済的にどうだろうか?)

○冬は積雪で効率が悪くなるので、温水器上の融雪装置ができたら良いと思う。○温水を道路の消雪などに活用できないか?

○陸前高田ならば(住田町より温暖なので水抜きなども不要となり)太陽熱温水器の利用がさらに有効になるのでは?

○仮設住宅退出時、温水器をもらえたのではなかったか?ペレットストーブは多くの利用者の移転先に持ち出されているが、温水器の新居への再利用が行われないのは取り外しや再設置をするためにはどうしたらいいのかがわからないことがネックとなっていると思う。また、実費で

工事するにしても工賃の見積もりが知りたい。

○移設・新設する場合、屋根上以外の設置場所はないのか?

(回答:地面への直置きや架台を組んでの設置も可能だが、設置場所と蛇口との高低差によっては水圧が確保できないので、ポンプの併用なども検討しなければならない。)

○空焚きをしないように自治会で見回りをして気を付けていた。

○住田町仮設住宅で活用された太陽熱温水器が、現在なぜ一般的に普及してないのか?

2013年09月19日 13時09分 | この記事へのリンク

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