活動報告

つながり・ぬくもりプロジェクトの活動報告になります。

事務局現地取材報告~その5【住田町編】

(※)印は、つながり・ぬくもりプロジェクトによる設置です。

住田町仮設住宅「火石団地」

住田町は、もともと豊富な森林資源と木材加工施設が整備されていることから「森林・林業日本一の町」を目指し、FSC認証を受けた森も持っていた。また昨年から「木造仮設住宅」の構想と準備を進めており、部材の供給プランまで準備が進んでいたという。

そのため、震災後の対応も早く、国の補助や決断を待たずに町独自でこの「木造仮設住宅」の建築を決断できた。建設費は、more treesによる〈LIFE311プロジェクト〉やFSCジャパン(9月末で終了)が支援を申し出たり、また国や県もわずかながら出す動きがあるそう。
計110棟。現在、陸前高田市や大船渡市、釜石市の被災者が入居している。

「住田町の木造仮設住宅」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2011110502000092.html
http://www.asahi.com/national/update/0507/TKY201105070141.html

屋根に留められた四角いパネルがソーラー街灯

つながりぬくもりプロジェクトでは、すでに住田町仮設住宅にソーラー街灯(※)を30灯設置しており、また太陽熱温水器(※)も全110戸への設置が決まっています。(街灯は三井物産株式会社、温水器は三井物産環境基金の助成を受けています)
住田町仮設住宅110棟のうち、本町団地は9月25日、火石団地は8月1日に温水器の設置を終えた。現在は中上団地で設置中。その後、12月はじめから医療局団地に設置を行う予定だ。

住田町役場にて

11月1日、住田町役場で、住田町長、副町長、建設課課長、建設課課長補佐と打合せを行いました。プロジェクトの温水器担当の三井さん(ぐるっ都地球温暖化対策地域協議会 会長)が設置の進捗報告などを行い、住田町長などからは、温水器利用者からの声や町のその他の取り組み状況などを伺った。

住田町木造仮設住宅の取り組みは、熊本県水俣で開催された地域住宅計画大会で特別賞を受けた。住田町の取り組みを例に、福島県三春町や会津若松などにも木造仮設住宅ができており、「木造仮設」が一気に広がった。温水器もペレットストーブもどんどん発信していきたいとのこと。

■中上団地(※)11月現在設置中
温水器は、要望があったところから順に付けている。一人だと設置がやりにくく、3人で1日5台のペースで設置を進めている。
震災前は自宅で太陽熱温水器を使っていたという女性は、お風呂と洗濯機の場所が離れているので、近ければ残り湯の使用などが簡単にできたなどとおっしゃっていた。

佐々木徳広さん

○ 佐々木徳広さん

陸前高田で義理の兄が工務店を経営しており、そこで専務を務めていたが、震災で被災。工務店は流され、義兄もまだ行方不明とのこと。
つながり・ぬくもりプロジェクトの温水器の設置チームのひとつとして、設置作業を担当していただいています。

住田町仮設住「本町団地」

その1【尾崎地区】
その2【石巻・気仙沼編】
その3【大船渡編】
その4【陸前高田編】
>>その5【住田町編】