「つながり・ぬくもりプロジェクト」は、
この秋から第2ステージに移行します。
「つながり・ぬくもりプロジェクト」は昨年の4月以降、東日本大震災による被災地域での自然エネルギーによる緊急支援、復旧支援の活動を行ってきましたが、この秋から次のステージに移る予定です。
今までは26の協力団体、その中の5つの幹事団体が日常の活動を担ってきました。
これまで幹事団体は東京を中心に活動する団体でしたが、今後は東北地域の団体が中心となり、「つながり・ぬくもりプロジェクト東北」として活動の拠点も仙台に置くことになりました。
従来からの支援活動を出来る範囲で継続しながら、東北地域とくに震災被災地域における、自然エネルギーの利活用の推進を目指した学習会・セミナーなどの啓発活動も行い、将来的には復興支援を通じた雇用や仕事興しにもつながる、自然エネルギー導入活動へも幅を広げていきたいと考えています。
具体的な体制や内容は、現在幹事団体と東北地方を拠点とする協力団体や、これまで活動に係っていただいた方々とで調整中です。10月末くらいには改めてお知らせできると思います。
また、既にお知らせしておりますとおり、今までの活動を振り返り、新生「つながり・ぬくもりプロジェクト東北」の方向性を共有するイベントとして、11月17日に仙台でシンポジウムを開催します。
東日本大震災が残した教訓は、非常時にも素早く対応できる、安心安全な自然エネルギー社会への転換を、いかに迅速に実現していくことが必要かということだったと思います。
この教訓を眠らせることなく、自然エネルギーを活用したこれからの東北における地域づくりのビジョンを、参加者の皆さんと共有したいと思います。
これからも「つながり・ぬくもりプロジェクト」へのご支援と、新しい活動・運営体制への積極的なご参加をお願いいたします。
2012年10月24日
東日本大震災 つながり・ぬくもりプロジェクト
事務局長 竹村 英明